2020.01.10

顔のしわが目立ってきた!これ以上しわを増やさず改善へと導く方法

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鏡を見たときに、顔のしわが目立ってきたと実感して「しわができる年齢になってしまったのか」とショックを受けてしまったことはありませんか。ここでは、顔にしわができる原因や、これ以上しわを増やさないためにはどうしたら良いのかについて解説します。しわを改善する具体的な方法についても紹介するので、ぜひ試してみましょう。

1.顔にしわができる3つの原因

顔にしわができてしまう原因は、大きく分けると「加齢」「紫外線」「生活習慣」の3つに分けることができます。それぞれの原因によってどのようにしわができてしまうのかは異なるのです。ここでは、それぞれの特徴について解説していきます。

1-1.1:加齢によるもの

顔にしわができてしまう原因1つ目としては加齢が挙げられます。若いときには肌にハリやツヤがあったのに、年を取るとしわが増えてしまうことを実感する人も多くいるでしょう。顔の皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で構成されています。表皮は、皮膚の一番外側で外部の刺激から肌を守ったり、皮膚の内側の水分を外に逃がさないための働きをしたりするのが役割です。また、真皮は表皮の下にあり皮膚へ栄養を送ったり、肌の弾力を維持したりする働きをします。皮下組織は、3層構造のうち一番下にあり骨や筋肉を保護する役割があります。

なお、皮下組織は皮下脂肪で構成されていて、この皮下脂肪は大きさが異なる複数の脂肪細胞が集まって作られています。これらの皮下脂肪の集まりを皮下脂肪結合組織といい、この部分も加齢の影響を受けてしまうのです。年齢を重ねるにつれて、肌の弾力が低下し、その結果、皮下組織の境界線にしわが生じてしまいます。特に、表情の動きによってしわができることもあり、口の周りや額などのしわに悩む人は特に多くいるでしょう。また、年齢とともに肌の水分保持力が低下し、肌の水分が失われ、乾燥を招くこともしわの原因になるでしょう。
さらに、女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減少することで、肌のハリを保つコラーゲンなどの生成も減り徐々に肌の老化を引き起こします。

1-2.2:紫外線によるもの

紫外線が原因で、しわができることもあります。太陽光の一種である紫外線は、波長の長さによって「A波」「B波」「C波」の3種類に分けることができるのです。通常、BC波とCB波の一部に関してはオゾン層によって地表まで届かずに済んでいますが、オゾン層によってブロックされなかった紫外線A波と紫外線B波の一部は、地表に届きます。A波は、生活紫外線ともいわれ、雲や窓ガラスさえも通り抜けて、皮膚の真皮にまで浸透してしまう特徴があるため、しわ以外にもシミやたるみの原因となるものです。

一方、B波はレジャー紫外線ともいわれ、屋外での日焼けの主な原因となっています。しわ以外にも、シミやそばかすを作る原因となる紫外線です。これらの紫外線を浴び続けると真皮と表皮にダメージが蓄積され、しわができる原因となります。なお、紫外線はどのような天気でも1年中降り注いでいるので、太陽が出ていないときでも対策を行うなど、注意が必要です。紫外線によってできるしわは、どれだけ皮膚に紫外線のダメージを蓄積してきたかによって出方が異なります。紫外線対策をきちんと行っていない場合は、対策をした人よりもしわの数が増えてしまう可能性もあるのです。そうならないためにも、常に紫外線対策を行うようにしましょう。

1-3.3:生活習慣によるもの

さらに、生活習慣の乱れによってもしわができてしまうので、気を付けないといけません。たとえば、糖分を多く含む食事や飲み物、お菓子を摂取すると体の中でコラーゲンと結びつき老化タンパク質が生成されることが確認されています。これによって、肌の新陳代謝の低下を招き、しわができてしまうのです。この現象を「糖化」と呼んでいます。糖化は、骨や血管をもろくしてしまう作用もあるので注意しましょう。糖化を防ぐためには、食事の際にサラダなどの野菜から摂取することがおすすめです。野菜などの糖質の分解や吸収を緩やかにする食材を食事の最初に摂取することで血糖値の急上昇を防ぐことができます。

血糖値の急上昇が抑えられると糖化も起こりにくくなるので良いでしょう。また、喫煙や過度なアルコール摂取、運動不足やストレス過多は、活性酸素を発生させ、肌の老化現象を促進するといわれています。活性酸素が増えてしまうと、肌や身体に悪影響を及ぼしてしまうのです。活性酸素を減らすためには、いくつかの対策があり、まずはアルコールを摂りすぎないことが大切です。少量のアルコール摂取は、健康に良いともいわれることがありますが、肝臓がアルコールを分解するときにも活性酸素が発生してしまうので大量のアルコールはかえって害になるでしょう。
また、ウォーキングや水中歩行など軽めの運動を取り入れるのも良いです。ちなみに、激しい運動をすると活性酸素は増えてしまうので、なるべく軽めの運動を意識しながら抗酸化酵素の働きを高めるように心がけましょう。

2.顔のしわの種類とできやすい箇所

しわの種類は、「表情じわ」「乾燥じわ」「たるみじわ」の3種類に分けられ、できやすい箇所があることが特徴です。ここでは、3つのしわの特徴とどの部分にできやすいのかについて解説していきます。

2-1.1:表情じわ

表情じわは、笑ったり、しかめっ面をしたりしたときなどの表情によってできるしわです。顔には、表情を作るために使う表情筋が30箇所ほどあり、表情筋の使い方が左右違っていたり、顔の歪みや表情の癖により、表情じわが現れます。表情の癖がしわを定着させてしまう原因となり、主に眉間やおでこ、目尻にできやすいのが特徴です。なお、眉間のしわは縦にしわがつくことが多く、顔をしかめたときにできやすくなっています。また、目を大きく見せようとするとおでこにしわがついたり、笑った表情のときには目尻や目元にしわができたりしやすいのです。

表情筋の動きによって、表情じわが目立つこともあるほか、年齢を重ねるにつれて深いしわになりやすい種類といわれています。

2-2.2:乾燥じわ

乾燥じわは、織物のちりめんに似ていることから、ちりめんじわと呼ばれたり、肌の表皮にできるしわのため、表皮じわと呼ばれたりすることもあります。「目元にある複数のしわのことを指す」というと分かる人もいるでしょう。肌の表面の水分不足が原因となることが多いため、年齢に関係なくできる点が特徴です。20代でも乾燥じわができる人もいます。なお、乾燥じわは乾燥しやすい目元、ほうれい線、口の周りにできやすいです。

2-3.3:たるみじわ

一方のたるみじわは、真皮じわとも呼ばれ肌の奥にある真皮のダメージによってできるしわです。たるみじわは、皮膚の真皮層にあるコラーゲンとエラスチンが減少し、肌の保湿機能が低下することや皮下脂肪の増加、顔の筋力が低下することが原因となってできます。たるみじわは、深いしわなので、一度できてしまうと元に戻すのが難しいでしょう。たるみじわは、皮膚のたるみが原因となってできるといわれています。そのため、ほうれい線やマリオネットライン、ゴルゴラインといわれる深いしわができやすいのです。

3.これ以上顔のしわを増やさないための予防法

しわが気になりはじめたら、まずはこれ以上しわを増やさないようにしたいというのが本音ですよね。そのような人に向けて、ここからは、自分でできるしわ予防の方法を2つ紹介していきます。しわは、年齢を重ねるとともにできてしまう仕方ないものと考える人も多くいますが、紫外線対策をしたり、表情筋をトレーニングしたりと、自分でできる予防法もあるので、ぜひ実践してみましょう。

3-1.紫外線対策

今できているしわ以外に、顔のしわを増やさないためにも、まずは紫外線対策が大切です。しわ、シミ、たるみなどの肌トラブルの大半は紫外線が原因ともいわれるので、まずは紫外線対策を始めていきましょう。紫外線は、晴れた日にしか降り注いでいないと勘違いしている人もいるかもしれませんが、紫外線は季節や天気を問わず降り注いでいます。紫外線は、波長の長さで3つに分けられますが、特に紫外線A波は窓ガラスでも通過してしまうのが特徴です。極力紫外線を浴びないようにするためには、室外・室内を問わず、毎日日焼け止めを塗ることが大切になります。

特に、3月ごろから紫外線の量は増加し、5月ごろには真夏と変わらない量の紫外線が降り注いでいる傾向です。また、くもりの日でも紫外線は降り注いでいるといわれているので、陽が出ていないからといって安心してはいけません。なお、日焼け止めはSPFの値によって紫外線を防止する効果時間が異なるので、使う前に確認しておきましょう。汗をかいたり、服のこすれによって落ちたりする可能性もあるので、こまめに塗り直すのが大切です。どのくらいの量を塗れば良いのかは、日焼け止めの入れ物に記載されています。しかし、規定量よりも少ない量だと効果が期待できない恐れがあるので、決められた量を使うようにしましょう。

また、日焼け止めだけでは完全に紫外線を防ぐことはできません。そのため、外に出るときは日傘をさしたり、帽子を着用して肌の露出をできるだけ少なくしたりすることが大切です。

3-2.表情筋のトレーニング

また、表情筋のトレーニングもしわ予防に効果があるといわれています。表情筋は、表情によって作られるしわですが、無表情で筋力が低下する場合も注意が必要です。普段人と会話のする機会が少ない仕事をしている人は、無表情でいる時間が長くなりがちで、筋力が低下しやすくなるので気を付けましょう。表情筋を鍛えるトレーニング方法はいくつかあります。たとえば、額や目周りのしわが気になる人は目の奥の筋肉を意識して、開け締めを5回ほど繰り返す簡単なトレーニングを取り入れてみてください。

また、口周りのしわが気になる人は、空のペットボトルを使うトレーニングをします。ペットボトルを口に含み、頬をへこませながら息を吸って吐いてを繰り返す方法です。これをすることで心肺機能が高まり、新陳代謝のアップにもつながるでしょう。ほかにも、割り箸を横に加えて口角を上げた状態をキープするトレーニング方法もあります。これは、ほうれい線のしわ予防に効果的です。

4.顔のしわを改善する方法と各メリット・デメリット

一度できてしまったしわは、そのままにしていても改善できないため、意識的にしわを取る対策を行うことが必要です。ここからは、しわを改善するための具体的な方法と、それぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。できてしまったしわを改善するためには、セルフケアのほかに、美容外科を利用する方法もあるのです。それぞれの特徴を知って、自分に合う方法を選ぶのが良いでしょう。

4-1.セルフケアでしわを改善する方法

セルフケアでしわの改善をするには、しわ改善に効果のあるスキンケア商品を使う方法や、美顔器などの美容グッズを使用する方法があります。セルフケアのメリットには、好きなときに自宅でケアができることや、気になる部分を集中的にケアできることが挙げられるでしょう。また、深くないしわの場合は手軽にしわの改善ができます。美容外科に行く時間がないという忙しい人は、まずセルフケアに取り組んでみると良いでしょう。一方、デメリットとして、しわが改善されるまでには、ある程度の時間がかかってしまう点があります。

できてしまったしわをすぐに取り去ることは難しいので、コツコツと続けていく根気が必要です。また、毎日ケアを続けなくては効果が期待できないため、面倒に感じる可能性があることもあるでしょう。しわが改善できると書かれているケア商品は数多くあります。なかには、数万円するような高価なものもあるので、自分に合うスキンケア商品を探しているうちに意外とお金がかかってしまうこともあるでしょう。また、商品を一つ一つ試していかなければいけない点もデメリットです。

4-2.エステサロンの施術でできること

また、エステサロンでしわへアプローチするコースもあります。フェイシャルケアのコースを設けているエステサロンのほかにも、フェイシャルエステ専門で行っているところもあります。エステサロンでは、知識豊富なエステティシャンが在籍しているため、正しい方法で施術をしてくれます。セルフケアを行う場合と比べても、肌トラブルのリスクが少ないことがメリットです。また、セルフケアでは毎日のお手入れが重要ですが、エステサロンの場合は月1~2回の施術でも充実したケアが受けられます。セルフケアのアドバイスも、エステティシャンや美容カウンセラーから受けられるので、間違った方法でケアを続けてしまう心配もありません。

自分ではよく分からないこともプロのアドバイスを聞くことができるので、安心して日々のスキンケアにも取り組めるでしょう。しかし、エステのケアではセルフケアと同様に限度があり、直接的なしわの改善は見込めない点がデメリットです。また、担当者によって知識や施術スキルにばらつきが見られることもデメリットといえます。しっかりと知識を持っているスタッフが在籍しているのか、口コミなどをチェックしてから行くと良いでしょう。

4-3.美容外科でしわを取る方法

美容外科とは、形成外科の一分野で医師と看護師による美容整形のための医療処置が施されます。セルフケアやエステサロンでは改善が難しい根本的なしわの改善が期待できたり、手術をすれば、すぐに改善が実感できたりする点がメリットです。また、ヒアルロン酸の注入など、メスを使わず体に負担の少ない治療法も選択できるので、手術をするのが怖い人も安心でしょう。一方のデメリットとしては、自由診療になるので高額な治療費を払わなくてはいけないことや、治療法によっては複数回手術を受ける必要があることが挙げられます。

術後のリスクもあるので、事前にどのようなリスクがあるのかを聞いておくようにしましょう。また、医師の技術差があるので、腕の良い医師がいるところを選びましょう。

顔のしわが気になりだしたときが改善するチャンス!

しわのケアは、顔のしわが気になりだしたときがチャンスです。できはじめのしわであれば、セルフケアでも改善できる可能性があります。自分でやるのは面倒だけど美容外科に行きにくいという人は、まずはエステサロンでしわのケアをしてみましょう。エステサロンであれば、効率的なしわへのアプローチが期待できるほか、正しいセルフケアの方法を学ぶことができます。

参考元URL
【ベビ肌】皮下組織とは?その仕組みと働き!皮下脂肪のたるみと肥満についてhttps://babyhada.jp/1007
【エイジングケアアカデミー】しわの種類(小じわ・真皮じわ・表情じわ)とエイジングケアhttps://eijingukea.nahls.co.jp/nayami/shiwa/top-4/、
【肌らぶ】乾燥はお肌の大敵?ちりめんじわの3つの対策方法とは?https://hadalove.jp/chirimenjiwa-kaizen-93379

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エリーのりこ
監修 : エリーのりこ
フランス国家資格セラピスト・スパコンサルタント

フランスに単身渡仏後、フランスの美容とコスメの国家資格を取得。パリの有名スパやゲラン化粧品など、スパやサロンの管理職やマーケティングなどにも従事し、フランスと日本で20年以上の経験を積む。日仏英語トライリンガル。2012年に独立し、原宿のホリスティックエイジングスパ「エリオゼン 」を主宰。独自のフェイシャルメソッド「The光明フェイスデザイン」を考案し、女性誌やウェブメディアにも多数紹介される。スパやサロンのコンサルティング、トリートメント開発などのサービスも提供している。
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