2020.12.11

口角を上げるにはどうしたらいい?下がる原因と対処方法を詳しく紹介!

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下がった口角は不機嫌そうな印象を与えてしまうだけでなく、口元のたるみや首のしわなど、見た目の老化にもつながってしまいます。昔と比べて口角が下がってきていると感じる場合は、早めに対処したほうが良いかもしれません。この記事では、口角を上げて若々しい印象を保つためにはどうしたら良いか知りたい人に向けて、口角を上げる方法や対処方法を詳しく紹介します。

1.口角が下がる原因とは?

これ以上口角を下げないようにするためには、口角が下がる原因を知っておくことが大事です。まずは、口角が下がってしまう主な原因について紹介します。

1-1.年齢による顔の筋肉の衰え

1つ目の原因は、年齢による顔の筋肉の衰えです。口角が上がった状態を維持するのにも筋肉が必要です。体の筋肉と同様に、放っておくと加齢と共に口角を支える筋肉も次第に衰えてきます。そのため、普段の生活において意識して鍛えていくことが肝心です。具体的には、口輪筋や口角挙筋などの表情筋や翼突筋と呼ばれる咀嚼筋、頸部にあり口角から上胸部までつながっている広頚筋を鍛えることが大事です。口元が実年齢以上に老けていると感じる場合、これらの筋肉がうまく使えていない可能性があります。

1-2.食事の際に噛む回数が少ない

2つ目の原因は、食事の際の咀嚼回数が少ないことです。日本の食卓も多様化が進み、シチューやハンバーグのような柔らかい食べ物が増えたことで、従来と比べて「よく噛んで食べる」機会が減っています。上がった口角を維持してくれる「口輪筋」や「翼突筋」を鍛えるためには、歯ごたえのある食材を中心にするほか、意識して咀嚼回数を増やしていくことが必要です。

1-3.口呼吸をする・姿勢が悪い

3つ目に、口呼吸や姿勢の悪さも口角が下がる原因です。口呼吸によって口がぽかんと開いた状態が続くと口輪筋が緩んでしまい、口角が下がりやすくなります。人間はそもそも、鼻呼吸するのが自然ですが、花粉症などのアレルギーによって口呼吸になる人も増えています。口呼吸の癖から抜けるためには、普段から鼻で呼吸するように気を付けることが大事です。また、姿勢の悪さによって広頚筋が縮み、口角が下へと引っ張られてしまう場合もあります。たとえば、前かがみになってパソコンに向かっているとどうしても首や顎が前に突き出されがちです。そうなると広頚筋が縮み、口角下制筋も下へ引っ張られてしまいます。口角下制筋が下へ引っ張られることにより、口角も下方向にたるんでいきます。姿勢の悪さは自分では自覚できないことも多いので、他者の目で問題がないかチェックしてもらうことも大事です。

2.口角を上げる生活習慣とは?

ここからは、口角を上げるための生活習慣について紹介します。口角はすぐに上がってくるものではないため、いずれも根気強く継続的に行うことが大事です。

2-1.表情豊かに過ごす

はじめに、表情豊かに過ごすことです。日々の生活において、よく笑うなど表情筋を鍛えることで、口角が上がりやすくなってきます。普段人とあまり話さない生活をしている、話しているときに表情が変わりにくい人の場合は注意が必要です。いつも無表情に近い状態で暮らしていると表情筋が衰えがちになり、口角が下がりやすくなるほか、頬のたるみなどにもつながる可能性があります。人と話すときには笑顔を作るようにして、ひとりで過ごすときもできるだけ口角を上げておくことを意識しておくことが大事です。常に明るい笑顔を振りまいていると周りに人も集まってきやすくなり、会話の機会も生まれやすくなります。

2-2.よく噛んで食事をする

よく噛んで食事をすることも大事です。一日三度の食事をよく噛んで食べることで、自然と口周りの筋肉が鍛えられていきます。柔らかいものばかりの食生活ではどうしても噛む回数が増えにくいため、積極的に生の野菜など歯ごたえのある食べ物を摂取していくことが大事です。柔らかい食べ物は咀嚼しやすい反面、あまり筋肉を使わないので下がった口角や乏しい表情につながりやすいです。普段からあまり噛まずに飲み込んでしまう癖がある人の場合は、1回につき30回は噛むようにするなど、自分でルールを決めて実践していくのがおすすめです。その際、できるだけ背筋を伸ばして座り、口を閉じた状態でよく噛むのがポイントです。さらに、よく噛むことはダイエットにも効果的です。噛む回数を増やすことで満腹感を感じやすくなり、結果として食事量を減らすことにもつながります。

2-3.姿勢に気をつける

姿勢の悪さも口角が下がる要因になりますので、正しい姿勢に気を付けることも肝心です。特に、スマートフォンを使用する際には、下を向いて操作しがちですよね。画面に集中するあまり、気が付くと思った以上に時間が経っていることも多いのではないでしょうか。しかし、その影響で顔が下に垂れ、口角が下がる原因となってしまいます。加えて、パソコンやタブレットなどを操作しているときには無表情にもなりがちです。無表情になると顔の筋肉が動かないため、これもまた口角が下がる原因となります。スマートフォンなどを使っているときもできるだけ下を向かないように姿勢を正して操作するようにしましょう。さらに、定期的に口角を上げるトレーニングも積極的に取り入れていくことがおすすめです。

3.口角を上げる簡単トレーニング

口角を上げるのに効果的なトレーニングを紹介します。ここで紹介するのは自宅ですぐに始められる簡単なトレーニングばかりですので、ぜひ日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

3-1.割りばしを使ったトレーニング

最初に紹介するのは、割りばしを使ったトレーニングです。まずは、清潔な割りばしを口にくわえます。次に、割りばしをくわえたまま、両端の口角を上げて口を「い」の形にします。しっかりと口角を上げるために、実際に「い」と声に出しましょう。この際、ポイントは口角が割りばしの線よりも上がるように意識することです。鏡の前で行うと良いでしょう。そして、割りばしをくわえた状態で30秒間キープします。普段から顔の筋肉を使っていない場合は長く感じるかもしれませんが、頑張ってこの状態をキープすることがトレーニングになります。これを3セット繰り返しましょう。割りばしを使ったトレーニングのメリットは、割りばしさえあれば自宅で好きな時間にできることです。

3-2.舌を動かすトレーニング

続いて、舌を動かすトレーニングを紹介します。舌の出し入れには大きな筋肉を使いますので、口角を上げるのに効果的です。同時に、顔全体の筋肉を鍛えることにもなります。まず、舌を思いっきり口から上方向に向かって伸ばして出します。舌を伸ばして出した状態のまま、5~8秒程度キープしましょう。その後、今度は下方向へ向かって舌を思いっきり伸ばし、同じように5~8秒程度キープします。伸ばす方向は、上下どちらから始めてもかまいません。これを3~5セットほど繰り返します。普段の生活ではなかなか取り入れることのない動きですので、その分効果も期待できるでしょう。このほか、唇を閉じて口の内側から時計回り、反時計周りに口元のほうれい線を伸ばすように舌を回す方法も効果的です。口を閉じて行うので周囲に気付かれにくく、デスクワークを行っているときの気分転換としても取り入れやすいトレーニングだといえます。

3-3.頬を膨らますトレーニング

最後に、頬を膨らますトレーニングについて紹介します。まずは、両眼を見開き、唇を閉じたまま力を入れて空気が漏れないようにしましょう。次に、左右どちらからでも良いので片方の頬に空気を入れて膨らませ、10秒間ほどキープします。続いて、もう片方の頬にも空気を入れて膨らませ、同様に10秒間ほどキープしましょう。ここまでを1セットとし、1日5セット程度行います。道具も要らず、頬を膨らますだけのシンプルな動きで済むので、スマートフォンを使っているときや入浴中に取り入れやすいトレーニングです。左右どちらかが動かしにくい場合は、左右で表情筋の使われ方に差があると考えられます。動かしにくいほうをより意識して行うと良いでしょう。

4.美顔器で口角が上がる?

口角を上げるのに効果があるとして、さまざまな美顔器も市販されています。実際に購入を検討したことがある人もいるのではないでしょうか。ここからは、美顔器を使用することは口角を上げるのに効果的なのかどうかについて説明します。

4-1.使い方や使用回数によって個人差があります

ローラー型や、電気式など、家庭用の美容器はたくさんあります。口元の筋肉や肌を刺激して、リフトアップをしたりシワを軽減したりすることもできるでしょう。ただし、知っておかないといけないのは、全ての方に効果があるとはいえないことです。ご自身の肌質や体質に合ったものかどうかを見極めるために、まずはしっかり情報収集をし、販売店で試せる場合は、試してから使いましょう。使用する回数や頻度、肌の状態も取り扱い説明書をきちんと読んで使うことが大切です。

4-2.口角が上がるまでに時間がかかる

口角を上げるための美顔器は種類が多く、中には口にくわえる美顔器や、タッピング美顔器と呼ばれる表情筋を刺激して鍛えるタイプのものもあります。タッピング美顔器は、顔に当てて動かすことなどによって顔の表情筋を鍛えていく仕組みです。美顔器の中では比較的操作は簡単ですが、効果には個人差が出やすく、実際に口角が上がるまでに時間がかかることも少なくありません。

5.エイジングケアを実感するならエステや専門サロンが一番

エイジングケアを実感したいのであれば、一番の近道はエステや美容整形などに通うことです。エステには、セルフケアにはないさまざまなメリットがあります。最後に、エステに通うことで得られるメリットについて詳しく説明します。

5-1.プロのエステシャンがカウンセリングしてくれる

エステでは、肌の構造やメカニズムについて専門的な知識を持つプロのエステティシャンがカウンセリングしてくれます。肌のタイプには個人差があるため、効果的なケアを行うためには、自分の肌タイプを知っておくことが肝心です。カウンセリングでは、エステティシャンは施術を受ける人の肌に関する悩みをヒアリングしたうえで肌の状態をチェックし、知識を生かして改善方法などを説明してくれます。一般的に、カウンセリングだけであれば無料で受けられることが多いでしょう。

サロンによっては、専門機器を使って肌の状態を確認してくれます。専門機器を使えば、肉眼では把握しきれない詳細な肌の状態を確認することが可能です。たとえば、自分ではニキビ肌だと思っていても、実は肌が乾燥していることによって肌荒れが引き起こされているケースもあります。客観的に自分の肌の状態を知りたいのであれば、一度エステのカウンセリングを受けてみると良いでしょう。エステに通うことによって、自分の肌の悩みを早く解決することができますし、より自分の肌に合ったスキンケア方法も教えてもらえます。

5-2.自宅ではできないケアをしてくれる

自宅ではできないケアが受けられるのもエステの大きなメリットです。たとえば、エステティシャンのトリートメントによるリフトケアや光フェイシャルによるハリケア、イオン導入によるハリ成分の角質層すみずみへの浸透などはエステの代表的な施術メニューです。美容医療でも、アンチエイジングを目的とした施術を行っていますが、一般的に費用が掛かることが多く、場合によっては切開などの処置が必要になるケースもあります。希望通りの仕上がりになるかどうかは医師の腕にかかっていることも多く、施術後に思わぬ痛みや腫れが出るリスクも考慮しなければいけません。

それに比べると、エステはリーズナブルであり、手軽で安全性が高いというメリットがあります。できるだけ時間をかけずに、気になるほうれい線まわりの対策として、口角にふっくらとしたハリを与えるエイジングケア(※1)を実感したい場合は、まずはエステを利用してみると良いでしょう。通い続けてエステティシャンと仲良くなることで、エステティシャンのほうからより効果の高い最新の施術メニューを紹介してくれる場合もあります。
※1:エイジングケアとは年齢に応じた化粧品等によるケアを指します。

口角を上げるためにできることから始めよう

口角は、表情筋の衰えなどによって、年齢を重ねるほどに下がっていく傾向にあります。口角を下げないためには、生活習慣に気を付けたうえで、口角を上げるトレーニングを行うなど、日常的に意識するようにしましょう。加えて、自宅ではできないケアをエステで補うことも大事です。口角を上げて若い印象を保つために、できることから始めてみませんか。

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エリーのりこ
監修 : エリーのりこ
フランス国家資格セラピスト・スパコンサルタント

フランスに単身渡仏後、フランスの美容とコスメの国家資格を取得。パリの有名スパやゲラン化粧品など、スパやサロンの管理職やマーケティングなどにも従事し、フランスと日本で20年以上の経験を積む。日仏英語トライリンガル。2012年に独立し、原宿のホリスティックエイジングスパ「エリオゼン 」を主宰。独自のフェイシャルメソッド「The光明フェイスデザイン」を考案し、女性誌やウェブメディアにも多数紹介される。スパやサロンのコンサルティング、トリートメント開発などのサービスも提供している。
エリーのりこ