2020.03.10

顔のリンパマッサージで小顔を手に入れるには正しいやり方が重要!

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小顔になるためのケアとして、顔のリンパマッサージが良いとされています。そこで、この記事ではリンパマッサージが小顔につながる理由や自分で行うリンパマッサージの基本的なやり方などを紹介します。ただし、セルフリンパマッサージにはいくつか問題点があり、場合によっては肌のトラブルにもつながりかねません。そのため、エステサロンの活用を推奨する理由もあわせて解説します。

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1.リンパマッサージが小顔に良いといわれるのはなぜ?

小顔を目指すならリンパマッサージが良いといわれますが、そもそもリンパとは何でしょうか。正しいリンパマッサージを行うためには、リンパについての理解が欠かせません。ここでは、リンパの持つ機能やリンパの流れが悪くなることで顔に起きる症状、リンパの流れが滞りやすい人の特徴などを解説します。

1-1.リンパとは

リンパとは、リンパ管、リンパ液、リンパ節から構成される、老廃物を流すための機能です。全身の毛細血管にある穴から漏れ出る水分をリンパ液、リンパ液や皮下組織に溜まった老廃物などを通すための管をリンパ管といいます。また、リンパ液や免疫系の白血球などを集めて細菌やウイルスなどの物質を食い止める器官がリンパ節です。
リンパ節は、大小合わせると全身800箇所もあるとされ、リンパマッサージでも重要な位置づけを占める器官です。顔にも数十個以上のリンパ節があるとされていますが、特に顔のリンパマッサージでは「耳下腺」「顎下腺」「鎖骨」の3つのリンパ節が重要といわれています。

1-2.顔のリンパが流れないことで起きる症状

リンパは、全身を通って「リンパ循環」を行っているため、流れが悪いと老廃物が処理されにくくなります。リンパ循環が滞る原因は、病気などによるリンパ節切除や、ウイルス感染によってリンパ節が腫れたりリンパ管が詰まったりすることなどです。しかし、リンパ液の量が増えるなど水分をはじめとした体内のちょっとしたバランスの崩れによって、リンパ循環は簡単に阻害されてしまいます。こうして起こるむくみは、顔が大きく見えてしまう要因の中でも代表的なものです。
長期的なむくみ状態は、脂肪組織や皮膚がデコボコと変形するセルライトの原因になるため、さらなるむくみや「たるみ」まで生じさせてしまうこともあります。また、リンパ管に老廃物が溜まると新陳代謝が落ちます。逆にいえば、リンパマッサージでリンパがうまく流れるよう導けば、美容にまつわる問題をまとめて解決できる可能性もあります。

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1-3.体内のリンパが滞りやすい人の特徴

リンパの流れが滞りやすい人には、以下のような特徴があります。まず、挙げられるのがデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢でいることが多いということです。長時間同じ姿勢をとると全身の筋肉の動きが少なくなったり、特定の筋肉に偏った負担をかけたりします。リンパ管は、筋肉の周りに張り巡らされているので、筋肉の動きの悪化はリンパ循環の悪化の直接的な原因です。また、冷え性の自覚があるということは、すでに血管が収縮しているというサインでもあります。同様にリンパ管も収縮してしまっているので、これもリンパ循環にとっては良くありません。
食生活の乱れや過度なダイエット、心身への過度なストレス、そして睡眠不足もリンパ循環が滞る原因です。睡眠不足には、睡眠時間は足りているが質の良い睡眠がとれていないという状態も含みます。このような身体全体への負担は、やはりリンパ循環にとっても悪影響です。また、風邪をひきやすかったり一度風邪をひいたらなかなか治りにくかったりするという状態は、身体の免疫力がすでに弱っていることを表しています。そのような人は、リンパ循環が悪いことが原因で免疫力が落ちている場合も多い傾向です。

2.顔のセルフリンパマッサージの基本のやり方とポイント

顔部分のリンパ循環を良くするための最も手軽で簡単な方法は、自分でリンパマッサージを行うことです。ここでは、さまざまな方法の中でどのようにリンパマッサージをしたらよいか、最も基本となるやり方とそのポイントを紹介します。

2-1.マッサージ前に重要なウォーミングアップの手順

効果の高いリンパマッサージには、ウォーミングアップが欠かせません。ウォーミングアップとして顔周辺を温めることで血流がよくなり、よりリンパが流れやすい身体となった状態でマッサージできます。ベストなタイミングはお風呂上がりです。朝の洗顔後も良いでしょう。マッサージクリームかオイルを手につけてこすり合わせ、必ず手が温まった状態で行ってください。リンパ節から次のリンパ節にリンパを直接送るようなイメージで、指全体を使って5~10回ほどさすります。
最初は、耳下腺一帯からこめかみ、顎下腺、鎖骨の順番です。耳をつまんで軽く引っぱったり、ぐるぐる回したり、あるいは鎖骨から脇の下のリンパ節に向かってさする動作も加えると、より高い効果が得られます。

2-2.4箇所を毎日3分!基本の部位別マッサージ法

基本となるのは、「額」「目の周り」「顎」「頬」の4箇所に行うマッサージです。顔周りにある3つの重要なリンパ節である耳下腺、顎下腺、鎖骨の中から、部位に応じて近いところに向けてリンパを流していきます。各箇所5~10回、1日3分程度を目安に、できれば毎日行ってください。以下、部位別のマッサージ方法を紹介します。
額の場合、おでこの中心に両手をおいて耳下腺に向けてさすります。一方、目の周りのマッサージで使う指は、人さし指と中指(または中指と薬指)の2本です。目頭からまぶたを通って耳下腺に向けて、同じく目頭から目の下(クマ)をなぞるように耳下腺に向けてさすります。顎の場合は、両手で顎下腺から耳下腺に向けて引き上げるようにマッサージを行ってください。頬のマッサージは、親指を除く3本、または4本の指を使って、鼻の脇から耳下腺に向けて頬を持ち上げるようなイメージで行います。

3.リンパマッサージをするなら生活習慣も見直そう

せっかく毎日リンパマッサージをしても、老廃物が溜まりやすい身体では意味がありません。リンパ循環が悪くなる原因として最も多いのは生活習慣の乱れ、具体的には偏食や暴飲暴食、睡眠不足、過労などです。現在の生活習慣を見直した上で、以下に挙げるような老廃物を溜めない習慣を取り入れていきましょう。
体を動かして汗をかくと、老廃物の排せつを促すことができます。ストレッチや筋トレ、軽いランニングなどが効果的です。また、老廃物を排出しやすくする鍵は水分にあります。普段よりも意識して多く水分を摂取するようにしましょう。ただし、その際はアルコール類やコーヒー、紅茶などカフェインを多く含む飲み物は避けてください。利尿作用があるため、水分を多く排出しすぎてしまう恐れがあります。ミネラルウォーターなどがベストですが、1日2リットルを目安に摂取しましょう。

4.セルフリンパマッサージによって起こる問題点

セルフリンパマッサージは、自宅で手軽に行えます。しかし、問題点も多くリスクにつながる可能性もあります。ここでは、セルフマッサージの問題点を具体的に解説します。

4-1.正しいマッサージ法の習得が難しい

ここまで、セルフリンパマッサージの方法を紹介してきました。しかし、実は見よう見まねで行う素人レベルのやり方では、正しくリンパを流すのは至難の技です。身体の中には合わせて800箇所ほどのリンパ節があり、顔周りには少ないものの、それでも数十個以上あるといわれています。そのため、各リンパ節からリンパ節へ、流れに沿って的確にマッサージをしないと、いくら続けても目に見えた変化は得られません。また、顔のリンパマッサージ方法はたくさんあり、専門家でもそれぞれに違ったやり方を紹介しています。そのため、よほど実践的な知識を身につけていないと、自分の肌の状態に最適な方法を見つけるのは難しいでしょう。

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4-2.間違ったやり方による肌トラブルのリスク

セルフリンパマッサージの問題点として一番良くないのは、間違ったやり方による肌トラブルのリスクです。マッサージオイルやクリームが不十分のままリンパマッサージを行うと、肌の摩擦によるダメージが原因でシミやシワが発生することがあります。また、リンパマッサージは、全身にあるリンパ節に直接影響を与えるものです。そのため、強めのマッサージを続けているとリンパ管に負担をかけることにつながり、かえってリンパの流れを妨げる要因になりかねません。リンパの流れを無視した方法でマッサージを続けると、リンパを逆流させてしまうことになります。

4-3.継続しなければ改善も状態維持もできない

1回や2回リンパマッサージを行っただけでは、リンパの流れを完全に改善することはできません。放置すればこれまでのように、また老廃物が溜まっていきます。長年に渡って蓄積された老廃物をセルフマッサージで排出することは、よほど効果的な内容を毎日行わなければ難しいでしょう。しかし、メンテナンスを自分だけで継続するのは大変です。セルフマッサージでは、変化を感じるまでに時間がかかるため、モチベーション維持の面でも難しいものがあります。
特に、リンパマッサージは継続して行うことに意味のあるメンテナンス方法です。毎日行うのがベストですが、難しいようであれば間隔を空け、無理のないペースで少しでも継続させましょう。しかし、セルフマッサージでは効果に限りがあるので毎日行う場合と比べるとどうしても効果の度合いは低くなってしまいます。

5.顔のリンパケアはエステサロンを活用したほうが良い理由

セルフリンパマッサージによる顔のケアでは、どうしても問題点が多くあります。そのため、リンパをケアして、シャープな顔印象を目指すなら、正しい方法で効率よくケアできるエステサロンの活用がおすすめです。ここでは、エステサロンを利用したほうが良い3つの理由を説明します。

5-1.目的別に正しい施術が受けられる

エステサロンに在籍するエステティシャンは、独自の教育制度によって正しい知識を身につけているスペシャリストばかりです。そのため、エステティシャンに任せれば、正しいやり方でリンパトリートメントをしてもらえるばかりか、それぞれの肌の状態に合わせた施術を選んでもらえます。サロンだからこそできる本格的なコースが複数用意されているため、サロンで行う施術はどのような人にとっても最適です。サロンのように、トリートメントや美容マスクをいくつも使ったケアは、自力で行うのは難しいでしょう。
また、サロンによっては過去の実績データに基づいた独自のスキンケア製品を開発している場合もあります。サロンでの施術のために開発されたスキンケア製品は、どれも効果と使い心地にこだわったものばかりです。用いるスキンケア製品も一人ひとりに合わせて選ぶので、最大限の効果が期待できます。

5-2.短期間でリンパの流れにアプローチ

エステサロンでは、50~70分程度の内容を1回の施術として、毎回じっくりとケアを行っています。ケア1回ごとの効果が高いので、肌の程度によっては1回でむくみがとれてシャープな顔印象を実感できる場合もあるでしょう。さらに、サロンでのケアの内容はリンパトリートメントだけに留まりません。保湿やブライトニングも含めてトータルのケアをしてくれるため、ハリや輝き、また肌の引き締めなど、卓越したハンドテクニックにより、立体的な顔印象も期待できます。
自宅でできるケアに合わせ、月に1~2回はサロンで本格的なケアを受けるなど、組み合わせるのが効果的です。

5-3.肌の悩みや手入れの相談できる

エステティシャンは、施術だけでなく美容に関するカウンセラーとしても豊富な知識を備えています。美容に関する悩みの解決を通して心のヒーリングを行い、心理面から美しさを支えることも仕事の一つです。そのため、自宅でケアする方法も積極的に教えてくれるサロンが多く、セルフリンパマッサージの正しいやり方も学ぶことができます。正しく行おうとすると素人には難しいセルフリンパマッサージも、プロのエステティシャンに学べば間違いありません。方法自体は自力でつかめていても、教えてもらったなにげないコツによって効果が劇的に高まったケースもあります。
エステだけでなく、自分で行えるケアも駆使してひたむきに美しさを追求しようとする姿勢は、それだけで真の美しさに導いてくれることでしょう。

正しくリンパマッサージをして最短で小顔を目指そう!

リンパマッサージは、自分でも行えますが素人が独自の判断で行う場合は肌トラブルなどのリスクもあります。力の入れ方やリンパの流れ、肌の摩擦などに十分気をつけましょう。また、リンパに対する正しいアプローチや、効果的な手技・テクニックはプロのエステティシャンに学ぶというのも手です。この機会にフェイシャルエステを試してみてはいかがでしょうか。

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参考元URL
【中野区医師会】リンパとむくみ
【コトバンク】リンパ系のしくみとはたらき
【クラシエ】むくみは病気のサイン?むくみの原因や解消法は?
【TABI LABO】【図解】長時間の座りっぱなし実はこんなにカラダに悪かった…

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エリーのりこ
監修 : エリーのりこ
フランス国家資格セラピスト・スパコンサルタント

フランスに単身渡仏後、フランスの美容とコスメの国家資格を取得。パリの有名スパやゲラン化粧品など、スパやサロンの管理職やマーケティングなどにも従事し、フランスと日本で20年以上の経験を積む。日仏英語トライリンガル。2012年に独立し、原宿のホリスティックエイジングスパ「エリオゼン 」を主宰。独自のフェイシャルメソッド「The光明フェイスデザイン」を考案し、女性誌やウェブメディアにも多数紹介される。スパやサロンのコンサルティング、トリートメント開発などのサービスも提供している。
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