2019.08.27

日焼け後のケアはどうしたらいい?アフターケアの方法と注意点!

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気温が上がり、紫外線が強くなる季節になると「日焼け」の心配が出てきます。日焼けした肌を放置していると皮がむけたり、シミになったりしてダメージが大きくなってしまいます。日焼けした肌には適切なアフターケアをして、みずみずしさを保ちましょう。この記事では、日焼け後に行うべきアフターケアの方法を紹介していきます。

肌の老化の原因だった!紫外線が肌に与える影響とは

夏の強い日差しにより、日焼けは日常茶飯事です。そのため、「仕方のないこと」として気にしないように過ごしている人も少なくありません。しかし、実際には日焼けを放置しているとさまざまなデメリットが生じるのです。まず、日焼けは「肌の老化」と関係しています。肌の老化の原因の約65%は紫外線が原因とされています。(※1)紫外線が肌に与える影響は「光老化」と呼ばれています。光老化とは、日焼けによってメラニン色素が肌に蓄積していく現象です。紫外線による酸化から肌を守ろうとメラニン色素が繰り返し生成された結果、色素が肌に定着してシミやくすみに変わっていくのです。

さらに、強い紫外線は肌の内部にまで浸透し、コラーゲンにまで悪影響を及ぼします。コラーゲンとは肌のうるおいやハリを保つために欠かせない成分です。コラーゲンの減少による肌ダメージにより、肌は乾燥しやすくなり将来的には弾力が失われていきます。そして肌年齢が上がっていき、老化につながるでしょう。

シミやくすみが増えていくと、肌を露出することをためらってしまうでしょう。また、乾燥肌になるのも大きな問題です。肌がごわつくようになり、メイクがのりにくくなります。さらに、加齢により肌のハリが失われているのでシワが目立ってしまいます。一目見て「老け感」が出るようになるので、ショックを受ける人もいるでしょう。
※1:Peachy(http://news.livedoor.com/article/detail/9177867/

日焼け後のアフターケアが大切なのはどうして?

肌トラブルを防ぐには日焼け後のアフターケアが大切です。理由としてはまず、「日光皮膚炎」対策です。一般的に日焼けと呼ばれている症状は、正確には日光皮膚炎といって立派なやけどの一種です。そのため、放っておくと痛みはひどくなりますし、見た目も腫れあがっていきます。通常のやけどなら、ダメージを軽くするためにすぐ冷やそうとするでしょう。日焼けについても同じことがあてはまります。日焼けが起きていると気づいた時点で、できるだけ早くアフターケアを行い肌を労わってあげましょう。最初は痛みや腫れを感じなくても、まったくケアをしなければ症状は悪化していきます。「外から帰ってきたら肌をチェックする」習慣を身につけることが肝心です。

また、「メラニン」対策としてもアフターケアは重要です。紫外線ダメージを無視しているとメラニン色素が増えていきます。メラニンが過剰に生成されると肌に蓄積されてしまい、シミやくすみの原因となります。さらに、日焼けによって熱くなった肌もうるおいを奪っていくので早急に対処しなくてはいけません。特に、真夏日の肌は自然に熱を下げることが困難です。自分からケアしてあげることで肌トラブルのリスクは減り、肌年齢を若く保ちやすくなるでしょう。

実践しよう!日焼け後の肌ケアとしてできること

日焼け後のアフターケアは、難しいものではありません。以下、アフターケアとしてすぐ実践できる方法を紹介していきます。

1.まずはしっかりと冷却する

日焼け後のアフターケアにおける基本は「冷却」です。とりあえず、肌にこもった熱を下げることから始めましょう。具体的な方法はまず、「冷水をかける」ことです。外から帰ってきたら水で体を冷やし、肌をケアします。ただし、急に冷水を勢いよくかけるのは逆効果です。かえって肌を傷める結果になりかねません。洗面器などに水を入れて、少しずつ腕や足をひたしたり、洗うようにかけたりするのが理想です。また、タオルを水に濡らして体を拭くのもいいでしょう。特に、顔や首元など直接水をかけにくい部分に対してはタオルが便利です。

次に、「保冷剤」も効率的な冷却方法です。暑い季節になったら、自宅に保冷剤をストックするようにしておきましょう。保冷剤は特に、炎症がひどくなっている肌に対して効果的です。すでに腫れや痛みが悪化している肌にはスキンケア用品が使えないことも珍しくありません。そんなときは、ガーゼやタオルで包んだ保冷剤で、患部を冷やしてあげましょう。

なお、「水分補給」も肌を冷やす方法のひとつです。水を飲むことで体温の急上昇はある程度避けられます。「喉が渇いた」と思ったときには、すでに体の水分は不足しています。夏場はこまめに水分をとって体温を内側から調整しましょう。それに、日焼けした肌からはうるおいがどんどん失われていきます。乾燥肌を防ぐには、出ていった水分を補充しなくてはいけません。

2.保湿して乾燥した肌にうるおいを与える

アフターケアでは「保湿」も大切です。なぜなら、日焼けした肌は脱水状態が起こっているからです。通常、肌には角質と呼ばれるバリア機能があり、外部の刺激から内側を守ってくれています。しかし、強い紫外線に対して角質は肥厚していくので、肌の水分が蒸散してしまいます。その結果、肌は乾燥して水分が不足している状態になるのです。日焼けで水分が失われるのは自然な現象なので、無策のままだと避けられません。毎日の保湿ケアに力を入れて、肌のうるおいを維持しましょう。
対策としては、「スキンケア用品」を使うのが一般的です。スキンケア用品には保湿成分が含まれており、水分を肌に閉じ込められるようサポートしてくれます。さらに、肌のうるおい成分の生成を促す成分が配合されているスキンケア用品もあります。一度のみならず、スキンケアを習慣化すれば肌質を変えていくことは可能です。
ただし、スキンケア用品にはさまざまな種類があるので、自分の肌に合ったものを選ぶことが大切です。低刺激のものや天然成分のものを選ぶと肌への影響が少ないでしょう。また、使い方次第でかえって肌にダメージを与えてしまいます。激しいパッティングはせず、やさしく肌に浸透させていきましょう。さらに、家に帰ってすぐスキンケアを行うのも要注意です。優先するべきはまず肌の冷却です。濡れタオルなどを使って十分に肌の熱が引いてから、スキンケア用品を使いましょう

3.肌が落ち着いたら美白ケアを開始する

アフターケアで、肌ダメージや水分に対応できたら「美白ケア」に移りましょう。日焼けした肌を美白ケアするのは、単に見た目をよくするだけの目的ではありません。将来的にシミが増えないためにも欠かせないプロセスです。腫れが引いてコンディションが整うのを待ち、美白コスメを用いてケアしましょう。なお、十分に肌が回復していない状態でコスメを使うと、肌荒れの原因になる恐れがあります。

美白コスメの主な働きは「メラニン生成をコントロールする」ことです。日焼けを招く成分であるメラニン色素を抑えることで、白い肌を保てるようにします。また、「酵素チロシナーゼ」の働きを減退させることも効果のひとつです。酵素チロシナーゼはチロシンという物質をメラニンに変える働きを持っているとされています。酵素チロシナーゼを抑制することで、シミやくすみの発生を少なくできるかもしれません。
ただし、美白コスメは使用を開始してから変化が現れるまでに時間がかかるアイテムです。日焼けしてから、最低でも1カ月は継続して使い続けましょう。そして、美白コスメには個人との相性があります。しばらく経っても思うような変化がなかったなら、商品を変えてみてもいいでしょう。使いやすい美容液タイプの商品を選び、1本使いきってから判断する方法が賢明です。

4.内側からキレイを目指してインナーケアをする

白い肌を保つには、「インナーケア」と呼ばれる習慣も大事です。肌だけでなく、体の内側も体質改善して日焼けを起こりにくくしていきます。たとえば、食生活を見直して美白と関係のある成分を多く摂取するようにしましょう。美白成分として広く知られているのは「リコピン」です。トマトなどに多く含まれているリコピンには、メラニン色素を抑える働きがあるとされています。「食べる日焼け止め」の異名を持つトマトは暑い季節に旬を迎えます。そのため、スーパーなどで手軽に美味しいものを買えるのもメリットです。

また、夏場に収穫時期を迎える緑黄色野菜も積極的に食べましょう。なぜなら、植物には紫外線に対抗するための栄養素を自ら生成する力が備わっているとされているからです。つまり、夏場に獲れる野菜には紫外線ケアに効果のある成分が多く含まれています。ピーマンやインゲンなどの緑黄色野菜は意識して食卓に並べてみましょう。

そのほか、サプリメントを併用するのもひとつの方法です。毎日の食事だけで必要な栄養素をバランスよく摂取するのは至難の業です。忙しい人ほど、食事に時間をかけている暇がなくなっていくでしょう。サプリメントなら、1日に摂るべき栄養量の目安を手軽にクリアできます。抗酸化作用のあるビタミンCやビタミンA、ビタミンEなどが含まれたサプリメントが日焼け対策として有名です。サプリメントなら水さえあればどこでも飲めるので、オフィスや外出先、移動中などでも安心です。

「素早くやさしく」がカギ!アフターケアの注意点!

日焼けのアフターケアでは「素早さ」と「やさしさ」の両方を強く意識しましょう。まず、アフターケアは帰宅後、なるべく早く行うのがコツです。日焼けが起こってから色素が肌に定着するまでの時間は72時間が目安とされています。(※2)そのため、どれだけ早くケアできるかが重要です。日焼けした当初はあまり症状が出ていなくても、少し間を空けると悪化していくケースは珍しくありません。
代表的なのは「水ぶくれ」でしょう。水ぶくれとは、血管から水分が漏れ出して肌がふくらんだ状態です。水ぶくれは日焼けを放置して、12~24時間ほどで発症します。水ぶくれは跡が残りやすいうえ、痛みをともないがちです。なんとも思っていなかった日焼けのケアを怠って水ぶくれにならないよう、「帰ったらすぐ肌をケアする」のを習慣にしましょう。
そして、スキンケア用品を使うときの力加減は徹底的に注意します。なぜなら、紫外線を浴び続けた肌は敏感になっており、ささいな刺激でダメージを受けてしまうからです。よくある失敗が、洗顔をしたりスキンケア用品を塗ったりするときに強くこするパターンです。あくまでもアフターケアはやさしい手つきで行いましょう。なお、アフターケアでは顔に注意がいきがちで、ほかのパーツを忘れてしまうことがあります。腕や足はもちろん、首や胸元など、紫外線にあたっていた部分はすべてケアの対象です。顔と同じく、忘れずに保湿や冷却をしてあげましょう。
※2:by.S(https://lulucos.jp/by-s/article/605049014545808336

エステならプロの力を借りてしっかりとケアできる!

日焼けのアフターケアは、自宅ですぐ行うのが基本です。しかし、自宅ケアだけでは限界にぶつかる人も少なくありません。そもそも、日焼けのしやすさには個人差がつきものです。メラニンが生成されやすい体質の人にとって、自力で行うアフターケアだけでは効果が追いつかないでしょう。それに、市販のケア用品で相性のいいものがなかなか見つからない場合にも、日焼けは悪化する可能性が出てきます。自宅ケアだけでは悩みが解消されないなら、エステで専門家の力を借りてみましょう。

エステに通うメリットは、自分の肌に合った最適なケアを施してもらえる点です。エステではヒアリングや簡単なテストによって、会員の肌質を分析していきます。そして、会員の肌質と相性がいい方法でケアを進めてくれます。そのため、美白や保湿に近づけるのはもちろん、間違った手順でのスキンケアによる肌トラブルも回避可能です。自宅ケアに行き詰っていた人ほど、安全で効率的に肌を労われる場所だといえるでしょう。

エステで行う具体的なスキンケアのひとつが、「角質除去」です。角質は肌を守るために必要な物質であるものの、古くなってもまだ残っていると乾燥などの原因となります。エステで古い角質を取り除き、うるおいのある肌を保ちましょう。さらに、肌をしっかり保湿することでくすみやシワの対策もできるでしょう。その結果、肌に明るさと透明感が生まれ、暑い季節でも美白を目指せます。

日焼けをした後はきちんと肌のケアをしよう

夏場は日焼けが当たり前になってしまいがちではあるものの、放置は厳禁です。美しい肌を保つためにアフターケアはしっかり行いましょう。肌を冷やし、保湿したり美白ケアしたりする習慣が大切です。なお、自宅で行うケアだけでは限界があるならエステに通うのもひとつの方法です。日焼けしやすい肌ならなおさら、専門家の意見を聞いてみるのが得策です。

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長井 美有紀
監修 : 長井 美有紀
美容マーケティングコンサルタント、美容アナリスト

化粧品や美容フードなどを中心に、企業への美容マーケティングソリューションを提供し、国内外問わず数多くのブランド導入や製品開発、マーケティング支援を行う。マーケティングコンサルティング会社を経営。また、その経験や実績から、専門家として講演や執筆なども行う。特に、持論である『革新的ビューティー論』では、美容を多角的な視点で分析している。
企業などへのサポートのほか、一般向けにも適宜プログや美容セミナーなどで情報発信中。

●主なメディア実績:業界専門誌、日経クロストレンド、Schoo、たまひよ、ほか美容系サイト・情報系メディアなど多数
http://myuty-chic.com/
長井 美有紀
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