2019.11.08

毎日の習慣が大切ってホント?みずみずしくて健康的な美肌の作り方!

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タラソテラピーの魅力
国や世代を超えて、美しい肌は多くの女性たちにとっての憧れといっても、けっして大げさではありません。その証拠にメディアでも国内外を問わず、美肌に関するたくさんの情報が発信されています。そこで今回は美しい肌作りの方法と、美肌のためには避けたほうがよいことについてもわかりやすくまとめて紹介していきます。

どんな肌を目指したらいい?美肌とは明るく健康な肌のこと!

美肌を目指すとひとくちに言っても、実際に美しい肌とは、いったいどのような要素を備えている肌のことなのでしょうか。美容業界でよく使われる美肌の条件に、「うなはだけつ」があります。「う=うるおい、な=滑らかさ、は=はり、だ=弾力、け=血色、つ=艶」というように、この6つのコンディションが整っている肌が美肌と呼ばれる肌です。

透き通るような美肌であるためには、第一にうるおいが重要です。これは肌表面の角層のコンディションがよく、角層に十分なうるおいがキープされている状態です。さらに、美肌はみずみずしくつややかで、その表面に触れてみると柔らかくて滑らか、吸いつくような感触があります。つまりは表皮の状態がよいということです。そのためには代謝がスムーズで、肌が生まれ変わるリズムが整っていなければなりません。

また、ハリや弾力があって、血行もよく健康的です。ハリや弾力が感じられる肌は真皮のコンディションがよく、コラーゲンなどで満たされています。血行がいいということは、血液の流れが良好という状態です。血液循環がいいと、肌を健康に保つための栄養や酸素を十分に届けることができます。そして、肌の内部で生まれた老廃物も、血液の流れに乗せて持ち去ってくれるのです。明るく透明感のある美肌というのは、このようにいくつかの条件を兼ね備えている必要があるわけです。

毎日の習慣が肌状態をわける!美肌の作り方

ローマは一日にして成らずという有名なことわざがあるように、美肌への路も残念ながら一朝一夕というわけにはいきません。しかし、毎日の努力と習慣が積み重なることで、肌のコンディションにも変化があらわれてくるものです。透明感のある美しい肌を手に入れるためにできることを、ポイントを押さえながら紹介していきます。

作り方1.しっかりと睡眠を取って成長ホルモンの分泌を促す

美しい肌作りに欠かせないのは良質な睡眠です。皮膚の細胞分裂は眠っている間におこなわれ、再生されているからです。自分では十分な睡眠を取っているつもりでも、実は足りていないこともあります。理想的な睡眠時間は7時間(※1)といわれているので、それ未満の時間しか眠っていない人は、知らず知らずのうちに少しずつ、睡眠不足におちいってしまっています。忙しい毎日を送っていると、理想の睡眠時間を確保するのが難しいケースも少なくありません。しかし、そこは透明感のある美しい肌のためです。ライフスタイルの見直しを図り、毎日7時間の睡眠時間を確保できるように努力しましょう。
睡眠が美肌にとって重要なのは、なにも時間だけではありません。睡眠と関係の深い二つのホルモンが、美しい肌作りのカギをにぎっているのです。そのうちの一つは成長ホルモンです。成長ホルモンは体の成長に必要なホルモンですが、細胞の修復やタンパク質の合成にもかかわっています。成長ホルモンには新陳代謝をうながす働きもあり、ひいては皮膚細胞の分裂や再生も活発にしてくれているのです。この成長ホルモンが大量に分泌されるタイミングは、寝入ってから最初にやってくる深い睡眠の間なのです。
睡眠中に分泌するもう片方のホルモンはメラトニンといいます。メラトニンは脳から全身に分泌され、副交感神経を優位にさせます。すると、リラックスモードに入るので、もともと眠りをうながしてくれるホルモンとして知られていました。それに加えてメラトニンには、活性酸素を無害化する働きがあることもわかったのです。強い抗酸化力を発揮するメラトニンは、アンチエイジングホルモンとしての作用も期待できます。
メラトニンがたくさん分泌されるのは、日が落ちてあたりが暗くなってきてからです。そして、午前2時くらい(※2)にピークを迎えます。また、メラトニンは成長ホルモンの分泌も活発にすることがわかっています。ですから、成長ホルモンとメラトニンの恩恵を十分に受けるためには、寝入りの1.5~3時間と午前2時が重なり合うようにすればいいということになりますよね。つまり、午前0時~3時くらい(※3)が肌にとってのゴールデンタイムなので、せめてその時間帯はベッドに入っているように心がけましょう。

※1~3 皮膚科専門医小柳衣吏子氏からの出典情報
https://www.biteki.com/skin-care/skin-type/312992

作り方2.肌の大敵である紫外線を防ぐためにUVケアをする

紫外線は、浴びすぎると肌にダメージを与えてしまいます。ですから、適切なUVケアは美肌作りには欠かすことのできない重要なお手入れです。紫外線を浴びると体の中には活性酸素が増えて日焼けを起こします。そしてコラーゲンを壊してしまうような分解酵素も発生します。コラーゲンは肌にハリや弾力を与える大切な肌の構成組織です。肌のコラーゲンが壊れてしまったら、大変ですよね。また、紫外線を浴びて日焼けした肌はダメージを修復しようとするので、ターンオーバーが早くなる傾向があります。ターンオーバーが乱れると、角層のコンディションも悪くなります。すると、うるおいがキープできなくなってしまい、肌の乾燥を起こします。
さまざまな肌トラブルを引き起こす紫外線から肌を守るために、日焼け止めはマストアイテムです。毎日日焼け止めをていねいに塗ることを習慣化し、こまめに塗り直すことも忘れないようにしましょう。ただ、たしかに日焼け止めにはUVケア効果はあるのですが、しっかり塗ったからといって、それだけで安心してはいけません。日焼け止めを塗るだけでは、パーフェクトなUVケアをしたことにはならないのです。気温が高かったり、スポーツをしたりして汗をかくと、日焼け止めの効果が薄れてしまうことがあります。すると、肌は少なからず紫外線の影響を受けることになります。さらに、日焼け止めのアイテムを毎日塗り続けること自体が肌に刺激を与え、ダメージにつながることもあります。
日焼け止めを塗ったら、夜はメイクをしていなくてもクレンジングや洗顔料で洗いましょう。そして肌のうるおいを失わないように、しっかりと保湿をしましょう。

作り方3.十分に保湿をして肌のキメを整える

美肌を作るためには、保湿が非常に大切です。日本人の肌の角質は比較的、白人より薄いと言われます。角層が薄いと水分が逃げやすくなるので、保湿ケアには化粧水を取り入れて水分を与えてあげましょう。水分は、角層のコンディションをキープするためにも必要です。肌が十分な水分を吸収するとキメが整ってふっくらと柔らかくなり、透明感のアップも期待できます。さらに、スキンケアに化粧水を使うと、そのあとにつける美容液や乳液が肌に浸透しやすくなります。
化粧水をはじめとするスキンケ用品は、むらなくすみずみまでつけて、ていねいに押し込んであげることが大切です。たっぷりとつけているつもりでも無造作におこなっていると、細かな部分にはついていないこともありえます。化粧水をつけるときには強い力でパッティングしたりせず、やさしくいたわるようにしながらつけましょう。手に取ってつけることも、コットンを使ってつけることも可能です。手でつけるときには、何度か繰り返して重ねづけすると効果的です。化粧水でおこなうローションパックを、定期的に取り入れてみるのもいいですね。

作り方4.野菜や果物から美肌によい栄養素を摂取する

肌にうるおい補給をおこなうためには、外からのケアはもちろん大切です。しかし、体の中からのケアも忘れてはいけません。体が脱水症状におちいると、体内に流れている血液の量も減ってしまいます。すると、肌まで酸素や栄養分を運んでいる血液も少なくなるので肌荒れを引き起こし、肌の乾燥につながってしまうのです。そのため、透明感のある美しい肌の作り方には、口からの水分補給も重要な項目の一つなのです。たとえば、野菜や果物には多くの水分が含まれています。熱を加えなければ水分の含有量も減らないので、水分補給のためには野菜や果物をバランスよくそのまま食べるのがおすすめです。
野菜や果物を食べると、カリウムもたくさん摂取できます。カリウムには体から余分な塩分や水分を排出させる働きがあるので、むくみを防ぐ効果も合わせて期待できます。特に、季節の旬の野菜や果物を積極的に取り入れましょう。旬の食べ物には、体がその季節に必要としている栄養素が含まれているからです。肌のためには、ビタミン類やミネラルのほかに、たんぱく質も不可欠です。この3種類の栄養素は、体の機能を整えるためには特に重要なので、毎日しっかり摂りたいものです。バランスよく日々の食事で摂取できるように気をつけましょう。

これは避けよう!美肌のためにしないこと

美肌のために積極的に取り入れたい方法もありますが、その逆に、美しい肌を遠ざけてしまうようなことも存在します。美肌を手に入れるために、避けたほうがよいことについてもしっかりと理解しておきましょう。

しないこと1.無理な毛穴ケアをすると汚れが目立ちやすくなる

陶器のように白く滑らかな肌を手に入れたいのに、毛穴の汚れが目立ってしまうこともあります。毛穴にたまった汚れが気になりだすと、どうしても過剰な毛穴ケアに走りたくなる衝動に駆られる人もいるでしょう。自己流で毛穴の中に詰まった角栓を押し出すと、皮膚を傷つけてしまったり、毛穴が開いてしまったりする可能性もあります。どうしても毛穴が気になる際は、エステの毛穴ケアを受けるなど、プロにお任せしましょう。
自宅での毛穴のケアでは、汚れを無理に押し出したりせず、自然に浮き出てきたものだけを洗うだけでいいです。洗顔の際もゴシゴシこするのは禁物で、肌に刺激を与え過ぎないように注意します。泡立てネットなどを活用して洗顔フォームをよく泡立て、たっぷりもちもちの泡で肌を包み込んで洗うだけで十分です。ふわふわの泡が毛穴の汚れをやさしく吸着してくれるので、毛穴の広がりを心配することなく、肌を清潔に洗い上げることができます。

しないこと2.過剰なクレンジングは乾燥の原因となる

クレンジングは大切なスキンケアです。しかし、肌の汚れを落としたい一心で、クレンジングを念入りにしすぎてしまうことが、肌にダメージを引き起こす恐れがあります。クレンジング料はもともと洗浄力が強いので、そこに輪をかけて過剰なクレンジングをおこなうのは、美肌のためには避けたほうがいい行為なのです。クレンジングの方法を間違えると、肌を乾燥させてしまう原因になってしまうのです。
クレンジング料をつけてゴシゴシこすってしまうと、摩擦が肌の角層を傷つけます。また、強い洗浄力をもつクレンジング料が長い時間肌についたままだあと、角層から脂質が失われて、肌の中から保湿成分のセラミドも出ていってしまいます。乾燥の原因は、美肌にとって欠かすことのできないセラミドが失われるだけではありません。摩擦とクレンジング料の刺激で角層がダメージを受けると、ターンオーバーが乱れます。そのことも肌の乾燥に結びついてしまいます。クレンジングの目的は汚れを浮かせることなので長時間肌にのせたままにはせず、30秒ほどを目安にして、洗い流すことを心がけましょう。

美肌の近道!定期的なスペシャルケアも大切

日々の努力をこつこつ続けることで、透き通るような美しい肌に近づくことも可能でしょう。肌のうるおいをキープするためにたっぷりの保湿を怠ることなく続け、日焼け対策と紫外線のケアも毎日しっかりとおこないます。内側からのケアも大切なのでライフスタイルの見直しもして、良質な睡眠とバランスの良い食事も欠かせません。しかし、もし確実に美肌を手に入れたいと本気で望むのならば、自宅でのセルフケアのほかに、専門家の手によるスペシャルなケアを取り入れてみるのも一つの選択肢です。
エステには、保湿ケア、美白ケア、毛穴ケアをはじめとする多種多様なメニューが揃っています。経験豊富な専門家がひとりひとりの希望に耳を傾け、念入りなカウンセリングをおこないます。そして、個人の肌質などを考慮しながら、その人にとって一番効果的なケアを提供してくれるため、美肌への近道といえるのです。

正しい知識に基づいたケアで美肌を目指そう!

美肌を目指すためには、肌にいいケアを取り入れると同時に、悪い影響を与える恐れのある手入れや行動は控えます。また、外側からのケアも重要ですが、体の中からのケアも欠かせない要素です。肌を美しい状態にしてキープするためには、まず肌に関する正しい知識を入手したうえで、それに基づいたケアを毎日続けていくことがなによりも大切なのではないでしょうか。

参考URL
【watashi+ by Shiseido】キレイな肌になりたい!それなら知っておきたい「いい肌の状態」と「スキンケア」基本編
https://www.shiseido.co.jp/sw/beautyinfo/DB008058/#skin01
【SHISEIDO】シセイドウビノラボ
https://www.shiseidogroup.jp/binolab/s_0011/
【NHK】睡眠は最強のアンチエイジング
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2017/110/275501.html
【All About Beauty】美肌のカギをにぎる、肌のターンオーバーとは?
https://allabout.co.jp/gm/gc/409989/
美肌の引き出し】保湿には化粧水が必須!日本人の肌質に合う化粧水の選び方
https://beaute.googirl.jp/moisturizing78452/#i-2
【NHK】”かくれ脱水”から乾燥肌に!
https://www.nhk.or.jp/beautyscience-blog/2018/128/303567.html
【スキンケア大学】乾燥肌の原因は?乾燥させない対策方法と化粧品の使い方
https://www.skincare-univ.com/article/001726/

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エリーのりこ
監修 : エリーのりこ
フランス国家資格セラピスト・スパコンサルタント

フランスに単身渡仏後、フランスの美容とコスメの国家資格を取得。パリの有名スパやゲラン化粧品など、スパやサロンの管理職やマーケティングなどにも従事し、フランスと日本で20年以上の経験を積む。日仏英語トライリンガル。2012年に独立し、原宿のホリスティックエイジングスパ「エリオゼン 」を主宰。独自のフェイシャルメソッド「The光明フェイスデザイン」を考案し、女性誌やウェブメディアにも多数紹介される。スパやサロンのコンサルティング、トリートメント開発などのサービスも提供している。
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