2017.09.27身体の内側を識る

肥満になりやすい遺伝子とは? 効率的に痩せるヒントをご紹介。

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肥満になりやすい遺伝子とは

これまで太りやすくなる原因としてあげられてきたのは、食べすぎや運動不足などの「生活習慣」でした。しかし周囲を見渡すと、同じような食事をしているのに痩せている人や、しっかり運動をしているにも関わらず太りがちな人がいます。

現在までに確認されている「肥満に関係する遺伝子」は、50以上あるといわれています。その中の「太りやすい遺伝子」が、あなたが太る原因の1つとなっているのかもしれません。自分の遺伝子タイプを知ることで、効率的に痩せるヒントを得ましょう!

e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-056.html

肥満遺伝子は、エネルギー代謝に関連する遺伝子です。現在までに50を超える関連遺伝子が発見され、β3アドレナリン受容体(β3AR)・脱共役たんぱく質1(UCP1)・β2アドレナリン受容体(β2AR)などの遺伝子変異と肥満との関係が明らかにされています。

 

肥満遺伝子のタイプを知って効果的にスリムになろう

効果的にスリムになろう

遺伝子とは、親から受け継いだ「身体の設計図」の元となっているものです。生まれ持った遺伝子により、お顔や身体、体質などが変わってきます。その中には、太りやすさを決める「肥満遺伝子」も含まれています。自分の肥満遺伝子のタイプを知ることで、効率的に痩せるヒントを得ることができるかもしれません。

 

肥満遺伝子とは

エネルギー代謝に関連する遺伝子を「肥満遺伝子」といいます。この肥満遺伝子が作り出す物質が、食欲をコントロールする「レプチン」です。基本的に食事の後で分泌されるレプチンには、満腹中枢を刺激して満腹感をもたらすだけでなく、交感神経の活動を亢進させて余分なエネルギーを消費させる働きがあります。

そのため、レプチンが正常に働かないと食欲の制御が困難になり、その一方では蓄積した脂肪が燃焼しにくくなる、ということが起こります。

ここでは、肥満の要因となるとされている遺伝子を3つご紹介します。

 

β3アドレナリン受容体遺伝子(β3AR)

脂肪燃焼作用を脂肪細胞に伝える遺伝子です。この遺伝子に変異を持つ人は、中性脂肪の分解が抑制されるため、基礎代謝量が低くなります。そのため、エネルギーの過剰摂取から肥満を招きやすい要因といわれる遺伝子です。日本人のおよそ3人に1人が持っていると推測され、遺伝子に変異がある場合「太りやすく痩せにくい」といわれています。

 

アンカップリングプロテイン遺伝子(UCP1)

脱共役タンパク質1ともいわれる遺伝子です。この遺伝子に変異を持つ人は、エネルギーを燃焼させる脂肪細胞の働きが低下しているので、基礎代謝量が低くなります。遺伝子に変異がある人は、日本人のおよそ4人に1人と推測されています。

 

β2アドレナリン受容体遺伝子(β2AR)

この遺伝子に変異がある場合、通常より多くのエネルギーを消費するため、基礎代謝が上がりやすいといわれています。つまり、遺伝子に変異がある場合「太りにくく痩せやすい」体であるといえるわけです。

e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-056.html

肥満遺伝子は、エネルギー代謝に関連する遺伝子です。現在までに50を超える関連遺伝子が発見され、β3アドレナリン受容体(β3AR)・脱共役たんぱく質1(UCP1)・β2アドレナリン受容体(β2AR)などの遺伝子変異と肥満との関係が明らかにされています。

保健管理センター「太るのは遺伝である」を大検証

http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~hoken/04syokuseikatu/diet/diet-josiki/iden.html
●肥満遺伝子の正体
この食欲をコントロールする物質が「レプチン」であることを突き止め、さらに、「レプチン」という蛋白質を作っている肥満遺伝子(ob遺伝子)を発見しました。

レプチンには食べ過ぎによるエネルギーを放出する働きのある褐色脂肪細胞を活性化させ、余分なエネルギーを放散させる働きがあることが分かっています。したがって、レプチンが正常な働きをしていれば、肥満防止につながることは間違いないというわけです。
人間においても、肥満者ではレプチンに対する感受性の低下によって、食欲の抑制が困難になっていると考えられています。

Wakunaga

http://www.wakunaga.co.jp/health/success/06.html

標準型と異なるβ-3アドレナリン受容体遺伝子に変異がある人は、基礎代謝量が1日あたり200kcal少ないため、この遺伝子に変異がない人より太りやすくなります。反対に、標準型と異なるβ-2アドレナリン受容体遺伝子に変異がある人は、1日あたり300kcal多くエネルギーを消費するため、この遺伝子に変異がない人より太りにくく、ダイエットの成果も上がりやすい

e-ヘルスネット

https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-056.html

日本人のおよそ3人に1人がβ3AR、4人に1人がUCP1の肥満遺伝子をもっていると推定されていますので、太りやすい体質の人が意外に多いことになります。

 

肥満遺伝子をチェックするDNA検査とは

肥満遺伝子とは

自分が「どのタイプの肥満遺伝子を持っているか」を、検査キットで手軽に調べることができます。主な肥満遺伝子のタイプが分かれば、生活習慣に気を配ることもできますし、早くから気をつけることで将来的な肥満への不安も少なくなるでしょう。

使用方法もいたって簡単です。「遺伝子検査キット」付属の綿棒で、頬の内側をこすり唾液を採取します。その綿棒を容器の中へ入れ、指定のキット返送先へと送るだけで完了です。

会社によって期間も異なりますが、2週間ほどで検査結果が届きます。費用も会社によって異なりますが、5千円~1万円程度が主流です。

おわりに

私たちは一人ひとり違う遺伝子を受け継いでいます。そして、私たち一人ひとり生活習慣や環境にも違いがあります。肥満遺伝子タイプを知ることは、効率的に痩せるためのヒントとなります。

運動はシェイプアップの基本となっていますが、理想の体型を手に入れたら運動を中止してしまい、リバウンドの経験を持つ方も多いのではないでしょうか?

β3アドレナリン受容体遺伝子やアンカップリングプロテイン遺伝子に変異がある場合、基礎代謝量が低く肥満を招きやすいため、運動で消費エネルギーを増やしても、運動を止めることで低い基礎代謝量に戻ってしまいリバウンドがおこります。

健康管理や体型維持のために、根本的な習慣や環境を見直すことは重要となります。運動を継続的に行って基礎代謝量を高めることを心がけましょう。

そして、週に2回は主食レスのランチタイムを決め、炭水化物の摂取量を抑えることもおすすめです。日々の習慣に取り入れて、「賢いランチタイム」としてみてはいかがでしょうか?

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ソシエ Total Beauty Tips 編集部

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