HISTORY

ソシエ・ワールドの歴史

1960

高橋理容店の誕生

ソシエ・ワールドの創業者(故)高橋孝は座間のアメリカ軍キャンプ極東司令室付理容室(バーバー)に就職後、27歳となった昭和35年(1960年)に独立、神奈川県大和市鶴間に「高橋理容店」を開業。本場アメリカの顧客サービスを提供する理容店は評判を得て、5年後の昭和40年(1965年)には2号店をオープン。

1970

ヘアー事業の躍進

昭和45年(1970年)に「高橋理容店」は、理容室を展開する「ヘアーサロン・ワールド」と美容室の「ファッションヘアー・ワールド」にブランドを分けて出店を進め、翌年、昭和46年(1971年)に「株式会社髙橋商事」として法人化を行った。社員教育のマニュアル化を徹底し、同業他社にはない質の高い均一サービスの提供を図り出店を加速、18店舗までに事業拡大を遂げた。

1980

エステティック事業への本格な参入と事業拡大・台湾出店

“総合ファッション・リーダーとしてトータル・ビューティを創造する”を企業理念として掲げ、ソシエのエステティック事業は大きく拡大する時代を迎える。
昭和56年(1981年)銀座・並木通りに初の本格エステサロン「ソシエdeエステ銀座ワールド」1号店がオープン。昭和57年に「株式会社ソシエ・ワールド」と社名変更し、“ヘアー、エステティック、スポーツはファッションである”の画期的なコンセプトを打ち出してサロン展開を進めた。一流の場所への出店をこだわり、ホテルのようなエントランスやリラクゼーションスペース、サウナ、個室キャビンなど現在も受け継ぐプライバシーを重視した革新的なサロン作りは業界でも大きな話題を呼んだ。エステ=脱毛というイメージが定着していた時代からいち早く抜け出したソシエは、昭和60年(1984年)には日本初のエステティシャン養成学校「IBA」を設立。昭和64年(1988年)にはフランスの老舗高級化粧品ブランドである「ゲラン」とのフランチャイズ契約を結び、「エステティックサロン ゲランパリ」の出店も展開、ヘアー事業では昭和60年(1985年)パリのブランドサロン「ジャック・モアザン」とも提携した1号店をオープンする。ヘアー・エステ併設店(45店)を加え、全国110店舗のサロン展開する企業へ成長を遂げたソシエの成長戦略は、いよいよ海外にも及んだ。昭和62年(1987年)台湾に独資で子会社の「台湾詩紓雅美容世界股份有限公司」を設立し、「台北そごう店」に出店を果たした。

1990

心と身体の
トータル・ビューティの時代へ

1990年代にソシエが目指したのは、ヘアー・エステ・スポーツ事業を中心に“心と身体のトータル・ビューティ”を具体化する斬新なサロンのスタイルであった。平成8年(1996年)大阪帝国ホテルに新ブランド「ルグラン ソシエ」で関西初進出を果たし、同年10月新宿タカシマヤに「ルグラン ソシエ ビューティアベニュー」(現:エステティック&スパ ビューティ-アベニュー ソシエ)、翌1997年にはパンパシフィックホテル横浜(現:横浜ベイホテル東急)に「ビューティアベニュー ソシエ」がオープン。エステティックサロンの歴史を変える複合施設として話題となり、目的や好みに合わせて選べる複数のブランド、明確な価格設定など、顧客主義の精神を追求して生まれた、ソシエにとっても業界にとってもターニングポイントとなるサロンとなった。1990年代にはヘアー事業61店舗、エステ事業86店舗、スポーツ部門18店舗、台湾5店舗を展開し、平成9年(1997年)には、「ソシエdeエステ銀座ワールド」のブランド名称を「エステティックサロン ソシエ」に改め、ヘアー事業では「ファッション ヘアーワールド」を「ヘアーサロン ソシエ」に変更。また、フランスの提携ブランド、「ジャック・モアザン ヘアーサロン本店」を買収し傘下に収めた。

2000

新コンセプトサロンの展開

平成16年(2004年)に都会のスパリゾート「エステティック&スパビューティアベニュー ソシエ (ハービスPLAZA ENT店)」、平成18年(2006年)ジェイアール名古屋タカシマヤ51階に、日本最上階のパノラマサロンである「エステティックリゾート ソシエ245」がオープン。総合的なアーバンリゾート施設として、美、健康、リラクゼーションの全てが揃った非日常的な大型空間や目の肥えた大人の女性に「感動のエステティック」を体験させるファーストクラスの空間は、真の女性のためにできうること全てを実践してきたソシエだけが創造できる進化したサロンである。
2001年創業者(故)高橋孝は「ゲラン」社(仏)をはじめ「エステダム」社(仏)、「タルゴ」社(仏)との化粧品提携によるエステティックサロンの展開や、ヘアーデザイナー ジャック モアザンとの関わりなど、フランス企業との功績を賞されフランス政府から国家功労賞シュバリエを受章した。

2010

トータル・ビューティ集大成の時代へ

平成22年(2010年)に創業50周年を迎え、更に新たな挑戦に着手する。神戸居留地に、エステティックとヘアーサロンが一体となった新コンセプトサロンをオープン、続いて日本のトップブランドが集結する銀座にも、ヘアーサロン、エステティックサロンを次々とオープンさせた。平成24年(2012年)東京ステーションホテル地下に、男性も利用できるスパサロン「TOKIONE(トキオネ)」をオープン。また、新ビジネスの一環として、台湾の「加賀屋旅館」にも新しいスパサロンをオープンし、海外での評価を更に高めている。

2015

アイビューティ事業の展開

創業55周年を迎えた平成27年(2015年)には、「ビューティジーンプロフェッショナル」「シルエット」の2つのアイビューティ(美眉・美まつ毛)ブランドを関東・近畿・福岡に店舗展開する「株式会社ビズグラムホールディングス」を傘下に加え、従来のヘアー、エステ、スポーツ、ネイル、ヘッドスパに、新たにアイビューティを加えたラインアップで、トータル・ビューティの理念の実現に更に近づいた。
平成28年(2016年)には事業拡大に伴い、本社を代々木4丁目に移転。

2017

美と健康を追求

ソシエ・ワールドの掲げるコンセプト「心と身体のトータルビューティ」に基づき、美容業界のリーディングカンパニーとして、更なるブランドカと企業価値の向上を目指している。